フローリング張り替えの時期は?張り替え時期と費用を安くする方法を解説!

フローリングの傷やシミなどの汚れが気になってきたときはフローリングの張り替えの時期かもしれません。

フローリングの寿命は一般的には10年~20年といわれています。

10年使えるフローリングと20年使えるフローリングの差は何?!と皆様思われるかもしれません。

これは、床材(フローリング)の種類にもよることはもちろん、気候や手入れなどによって大きく変動します。

それらを全てひっくるめて一般的にはそのくらいで張り替えなどを検討される方が多いです。

フローリングの寿命を決める要因の一つは、日焼けです。

皆さん、お部屋選びの際南向きの部屋や日当たりの良い住まいを希望される事が多いかと思います。私も同じです。

しかし、そういったお部屋は生活するには良い環境かもしれませんが、実は床にとっては過酷な環境です。。

直接日光がフローリングに当たると、紫外線によって日焼けが生じてしまいます。

そして、フローリングが日焼けしてしまうと黄変や白化といった色あせや、ひび割れが発生してフローリングの寿命を縮めてしまいます。

窓などに紫外線をカットするフィルムを貼ることで、ある程度日焼けを軽減することはできますが完璧にはカットできません。

その他にフローリングの劣化の原因になる意外なことがあります。

それは水掃除です。

フローリングは基本的に水分に弱く、ぬれた雑巾でふき掃除をした場合でさえ、その水分が劣化の原因になることがあります

特に、キッチンやトイレ、洗面室など水を多く使う場所の周辺では水分による劣化がより多く見られます。

また、ペットの尿に含れるアンモニアなんかは粒子が細かくフローリングにしみ込みやすいため、においやシミで劣化してしまう場合もあります。

そうなると水分を吸収したフローリングは腐食などで変色したり、浮き上がったりしてしまいます

実はこれ、結構よく見る光景なんです。

あとはシンプルに椅子を引いたときや、ものを落としてしまった時に付く傷です。また、ペットの爪などによる傷なども生活していく上では仕方のないことかもしれません。

しかし、付いた傷がさらに深い傷になったり、そこから水分が入り込んでしまったりして床の寿命が短くなるので早めに手を打っ

た方が良い場合もあります。

フローリングの張り替えは劣化が原因で行うだけではありません

  • 家族構成やライフスタイルが変わることにより、畳の部屋(和室)をフローリングの床(洋室)に変える。
  • 部屋のインテリアを大きく変えたので、それに合わせてフローリングも張り替える。
  • 壁紙の張り替えを行った際に、フローリングの劣化が目立ってしまう。
  • ペットを飼うようになり、汚れや傷に強いフローリングに張り替える。

といったタイミングで張り替えを検討される方も多くいらっしゃいます。

フローリングの張り替え費用なるべくを抑えたい。。。

フローリングの張り替えなんてものは人生でそう何回も経験することないですよね。

実はフローリングの張り替えには二種類の方法があります。

あまり馴染みの無いことなのでご存じない方も多くいらっしゃいますが、この施工方法によっても大きく費用が変わってきます。

張り替える方法としては「重ね張り」「張り替え」の2つの工法のどちらかで行うのが一般的です

「重ね張り」の場合は、既存のフローリングの上から新しい床材を貼り付ける工法です。

しかし既存のフローリング下地が痛んでいないことを前もって確認しておく必要があり、傷んでいる場合は補修します。

この重ね張りは、既存のフローリングのはがし作業が不要なため工期も短くなり、費用も抑えることができます

さらに重ねて貼ることによって床の強度が増すことにもなります。

しかし、既存の床の上にさらに重ねて床材を張り付けるために、施工前より床が厚くなるので、ドアの開閉がしづらくなり、ドアなどの高さの調整が必要になることがあります。この点だけ要注意です!

「張り替え」の場合は、既存のフローリングをすべて剥がして、下地は交換せずに新しい床材に貼りなおす工法です。床材をすべて剥がすため工期が長くなり費用もかかりますが、下地の確認ができるというメリットがあります。

経年劣化やシロアリの影響で下地が痛んでしまっていれば、床を新しくしてもすぐに軋みや沈みが生じてしまうことになりかねません。

特に、長年経った住宅の場合は床の下地が痛んでいることが多いので、場合によっては下地の補修ができるのもメリットだと言えます。

また、既存の床材を剥がしてから新しい床材に張り替えるので、床の高さはほとんど変わることがありません。

張り替えは和室から洋室にするリフォーム、クッションフロアをフローリングにするリフォームなど、床材そのものを変更するときにはこの施工方法一択です。

少し長くなりましたがフローリングの張り替えのタイミングと施工方法による費用の違いを知っていただけたかと思います!

施工方法によって費用が違うことはお伝え出来たかと思いますが、更に費用を抑えてフローリングをキレイに出来るケースもあります

それは、部分的な補修・リペアによる修復作業でフローリングをキレイに整える場合です。

それについては、次回のブログで詳しくお話したいと思います!!

NYリペアワークスでは、京都・滋賀を中心にフローリングの張り替えをしています。

拠点は京都市伏見区ですが、関西圏であれば少々遠方でも対応致します!

お部屋の事、お家の事であれば何でも相談して頂ければ、皆様にとっての最善策を一緒に考えさせて頂きます。

皆様からのご相談、お待ちしております!